RMTの実態に迫ってみました。
RMTによってゲーム内の通貨と現金が流通する際の登場人物の立場は、生産者、仲介業者、購入者の3通りです。
この中で、生産者と購入者はゲーム内では通常のユーザと同じくなんら変わることのない存在です。
MMORPGでは、プレイしている時間が長ければ長いほど、ゲーム内の通貨を稼ぐことができる可能性が高く、ほとんどのゲームではゲーム内で流通している通貨の総額に上限はなく、敵を倒すほど通貨を手に入れることができます。
RMTの生産者はひたすらゲームをプレイして、敵を倒したりしてゲーム内の通貨やアイテムを稼ぐことを目的としています。
そして、それを仲介業者に売って収入をえているのです。
生産者は時間を持て余した人々もいますが、外国人であることが多く見られます。
外貨を稼ぐ手段として、日本で運営されているMMORPGに仮想の出稼ぎ労働に出てきているのです。
中には人件費の安い海外の労働力を活かして、組織的に24時間体制でゲームをプレイさせてゲーム内通貨を稼ぎ続ける場合もあります。
生産者はゲームをするという行為を労働として行なっているので、ゲーム自体をプレイする楽しみや、物語の進行やゲーム内のイベントには興味がありません。
RMTを利用することについて、一般のユーザの意見は賛否両論ですが、日本国内では否定的な意見が多く見られます。
その要因として、ゲーム内での生産者の行為が一般ユーザから問題視されていることが挙げられます。
その問題とは、RMTのために荒稼ぎする無法者の生産者が増えてしまい、敵が現れる狩り場と呼ばれるポイントを独占して、一般ユーザーを寄せ付けないといったことや、ゲーム内で一般ユーザに攻撃を加えたり、倒したりすることにより、所持しているアイテムを奪っていく行為などで一般ユーザのプレイが阻害されてしまっているからです。